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指定取り消し効力停止 大町グループホーム

2014/01/28 火曜日 | 介護ニュース,介護不正・指定取消・指定停止

杵島郡大町町の認知症高齢者のグループホーム「ホームタナカ」が、入所者6人を医療機関に受診させず放置し虐待したなどとして昨年11月、杵藤地区広域市町村圏組合から介護事業者の指定取り消し処分受けた問題で、施設側が申し立てていた処分の効力停止について、佐賀地裁(波多江真史裁判長)は27日までに、処分取り消し訴訟の一審判決が出るまでの間、効力を停止する決定をした。

同組合は昨年11月15日付で、同施設の介護事業者の指定取り消し処分を決定。施設側は「事実誤認」として処分取り消しを求める訴訟を起こし、併せて処分の効力停止を申し立てていた。

決定で佐賀地裁は「施設側は6人を放置していた訳ではなく、一定の対応を取っており、人格尊重義務に違反したことの証明は尽くされていない」と指摘。処分で社会的信用を失うほか、利用者が介護費用を全額負担しなければならないことなどから「重大な損害を避けるため、処分の効力を停止する緊急の必要性がある」と判断した。

同施設は現在3人が利用。今回の決定で施設側は介護報酬を請求できるようになる。施設側は会見で「組合が処分を決めた資料はずさん。虐待はなく効力停止は当然」と話した。大町町が昨年8月に利用者の家族説明会を開いて以降、6人の利用者が退所していることから、近く組合や同町を相手に損害賠償請求訴訟を起こす考えを示した。

組合側は「認められなかったことは残念。今後の対応は組合管理者、弁護士と相談して考えたい」と話した。

2014年01月28日 佐賀新聞

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